ニュース 電子 作成日:2015年3月25日_記事番号:T00056083
華碩電脳(ASUS)は24日、北京で最新スマートフォン「ZenFone2」を発表した。同社は今年、スマホの世界出荷台数2,500万台を目標に掲げ、うち30%以上を中国での販売が占めると見込んでおり、これを達成すれば同国での販売台数は前年比約10倍に達することになる。25日付蘋果日報が報じた。
施崇棠董事長(左)と沈振来執行長(右)。同社は今年、世界市場と中国市場でシェア10位以内を目指している(ASUSリリースより)
同日より通販サイトの蘇寧易購(Suning)で販売を開始。メモリーが2GB(ギガバイト)、内蔵ストレージが16GB版は1,299人民元(約2万5,000円)、4GB・32GB版は1,699人民元。4月中旬に発売される4GB・64GB版は1,999人民元だ。台湾での販売価格に比べ若干高い設定となった。しかし中国市場における他ブランドの同クラス製品はほとんどが2,000人民元を上回るため、価格設定は驚きをもって迎えられている。
なお台湾でのZenFone2販売台数は今月9日の発売以来、既に40万台を突破。現在、品薄とされるが、同社は4月の月産能力を約100万台に引き上げ、十分な供給量の確保を図る方針とみられる。
またASUSは同日、スマホ用イヤホンを手掛ける加一聯創(ワンモアデザイン)と共同開発したイヤホン、「ZenEar」(69人民元)および「ZenEar S」(299人民元)を発表した。今後、台湾でも発売される見通しだ。
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