ニュース 電子 作成日:2015年3月25日_記事番号:T00056084
アップルの最新スマートフォン、iPhone6/6プラスの販売好調が続く中、同製品に搭載されている「A8」プロセッサーを20ナノメートル製造プロセスで生産するファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、第2四半期も20ナノ製品の売上高が予想を上回り、前期比0〜5%増を維持する見通しだ。25日付電子時報が報じた。
TSMCの20ナノプロセスについては最近、顧客であるクアルコムの「スナップドラゴン810」がサムスン電子のスマホ新機種「ギャラクシーS6」に搭載されないとの観測が出たことで、「今年は四半期ごとに成長を続ける」との目標達成が難しいとみられていた。
しかしiPhoneの好調が業界の予想以上に持続する状況の中、「A8」プロセッサーの生産量も減少スピードが緩和していることから、20ナノプロセスの第2四半期売上高は前期比横ばい以上が確保できる見込みとなっている。
なお同社が今年第3四半期に量産に入る次世代の16ナノ立体構造トランジスタ(FinFET)プロセスについては、最先進プロセスの導入を積極化する中国のIC設計業者からの受注に注力しており、今後、同国顧客の重要性が増しそうだ。
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