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鶏卵不足が深刻、1年間で2倍に値上がり


ニュース 食品 作成日:2008年2月20日_記事番号:T00005609

鶏卵不足が深刻、1年間で2倍に値上がり

 
 昨年同時期には1台斤(600グラム)13台湾元だった鶏卵の生産地価格が現在27.5元(約93円)と、約2.1倍まで値上がりしている。アヒルの卵も昨年同期比43%上昇の同33元と過去最高を更新した。20日付自由時報が報じた。


 養鶏協会によると、飼料となるとうもろこしの価格上昇に加え、現在鶏卵は深刻な供給不足に陥っている。養鶏農家では例年冬季、強制的に抜羽して新しい羽を生やす作業を行うが、今冬は寒波による例年にない冷え込みによって産卵率が低下し、春節(旧正月)以降の鶏卵不足を引き起こしているという。市場での1日の需要、9万箱に対し、現在2,000~3,000箱が不足している状態だ。

 同協会はまた、明日21日の生産地価格は2元上昇して29.5元となるとの見通しを示した。中央畜産会の資料によると、昨年の鶏卵価格は年平均で20.51元だった。