ニュース 商業・サービス 作成日:2015年3月26日_記事番号:T00056098
丸善CHIホールディングス傘下の台湾淳久堂(台湾ジュンク堂)が3月末、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)台北忠孝館10階での営業を終了するのに伴い、太平洋そごうの呉素吟・営運副総経理は、台湾ジュンク堂と合弁で中国語の書籍を販売していた金石堂書店、および誠品書店(エスライト・ブックストア)から出店の提案があり、書店以外の選択肢もあると説明した。26日付経済日報が報じた。
誠品書店は太平洋そごう台北忠孝館に入居した場合、書籍だけにとどまらない新しい販売方式で、初年度売上高2億6,000万台湾元(約9億9,000万円)を目指すようだ。台湾ジュンク堂の年間1億1,000万元の2倍以上となる。太平洋そごう台北忠孝館では、台湾ジュンク堂が2008年に出店するまで誠品書店が営業しており、当時は最高4億4,000万元を売り上げていた。
一方、そごう・西武の子会社で生活雑貨専門店のロフトが入居するとのうわさも流れたが、ロフトは2,000〜3,000坪を必要とするため当面可能性はなさそうだ。
台湾ジュンク堂は、太平洋そごう台北忠孝館での営業を終了するが、太平洋そごう台北天母店7階でも営業しており、今後、台北市内に新しい店舗をリニューアルオープンする予定と発表している。営業終了は業績が思うように伸びず、3月末の契約満了に伴うものとみられている。太平洋そごう台北天母店との契約も来年満了を迎えるようだ。
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