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「国光石化の投資は台湾にとどめる」、陳経済部長が強調


ニュース 石油・化学 作成日:2008年2月20日_記事番号:T00005610

「国光石化の投資は台湾にとどめる」、陳経済部長が強調

 
 第2段階の環境影響評価実施が決まったことへの不満から、邱吉雄董事長が投資先を海外に変更する可能性を示唆した国光石化による雲林県での石油化学プラント計画について、陳瑞隆経済部長は19日、株主企業を集めて行った対策会議の席上、「国光石化の投資は台湾にとどめる。プラントの設置場所を、彰化県大城郷に変更する可能性も検討する」と発言した。

 現在計画している雲林県の離島工業区は、揮発性有機化合物の排出総量規制のほか、台塑集団(台湾プラスチックグループ)も同地で製鉄所を計画しているため使用できる土地が限られるなどの問題がある。彰化県大城郷であれば、より広い面積が使用でき、用地価格も安いとされる。また、環境評価もクリアできる見込みがより高くなるという。20日付経済日報が報じた。