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ジャイアント、14年は17%増益


ニュース その他製造 作成日:2015年3月26日_記事番号:T00056103

ジャイアント、14年は17%増益

 自転車首位、巨大機械工業(ジャイアントMFG)が25日発表した財務報告によると、2014年連結売上高は前年比10.4%増の600億台湾元(約2,300億円)、連結純利益は17.3%増の41億1,000万元となった。世界市場全体の販売台数は4%増の660万台だった。26日付工商時報が報じた。

 ジャイアントの羅祥安執行長は「今年の世界自転車市場は安定して成長する」と予測した上で、「当社はメーカーとしての実力強化とブランド力向上などを通じ、通年売上高で5~10%の成長が見込める」と語った。

 また、ジャイアントは同日、中国・華南地区でのシェア拡大を目指し、同国で5カ所目となる工場を福建省泉州市に建設することを董事会で決定した。投資額は2,000万米ドルで、17年の稼働、初年度10万台の生産を予定している。

 一方、同業2位、美利達工業(メリダ)の昨年連結売上高は前年比7.44%増の272億元、連結税引前利益は8.35%増の42億7,000万元となった。世界市場の販売台数は1.63%増の239万台だった。同社も今年の世界自転車市場は成長するとみており、中高級車中心の欧州・米国市場で小幅成長、中国市場でも中高級車の需要が増えると予測している。