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統一のベーカリー事業、新ブランド追加で多元化


ニュース 食品 作成日:2015年3月26日_記事番号:T00056104

統一のベーカリー事業、新ブランド追加で多元化

 食品最大手、統一企業(ユニ・プレジデント)は、台湾では今後パン食が増加するとの見方から、ベーカリー事業において既存ブランドの「聖娜多堡」、「Semeur」に加え、今月12日、台北市に新ブランド「昂舒巴黎」1号店をオープンするなど、多元化を図っている。26日付工商時報が報じた。

 統一企業によると、昂舒巴黎はフランス料理のシェフを招へいして生み出された、パンと料理を結合したメニューを特色とする。台北都市交通システム(MRT)国父紀念館駅近くに位置する1号店では、パン職人、フランス料理シェフ、パティシエなど4人が調理を担っている。フランスパンやサンドイッチ、ケーキなど単価は50〜680台湾元(約190〜2,600円)と高級路線だが、客の反応はまずまずだという。

 なお、統一企業が新竹県の湖口総合工場で建設中のパン、食品工場は年内の稼働が見込め、食パンの生産能力は1日3万3,000本に上ると伝えられている。