ニュース 電子 作成日:2015年3月26日_記事番号:T00056107
26日付電子時報によると、アップルが今年下半期、最新スマートフォン「iPhone6」シリーズの次世代機種▽iPhone6s、画面サイズ4.7インチ▽iPhone6sプラス、5.5インチ▽iPhone6c、4インチ──の3種を発売するとの観測が出ている。事実とすれば同シリーズで3機種が一度に発売される初めてのケースとなる。
3機種のうち「6c」は、2013年9月に発売された、プラスチック筐体を採用して比較的低価格に抑えた「iPhone5c」と同様のコンセプトとなるとみられる。ただ、「5c」の価格は事前予測の350〜450米ドルを大きく上回る600米ドル前後に設定されたため、価格差が約120米ドルしかない「iPhone5s」の購入を選択する消費者が大多数となり、販売台数は予想を大きく下回った。
このため「6c」が「5c」の轍(てつ)を踏まず、新興市場で販売を伸ばそうとすれば、価格を400〜500米ドルに抑え、他の2機種との価格差を明確にする必要があると電子時報は指摘している。
なおサプライチェーン関係者によると、次世代3機種の量産開始時期は第3四半期で、「6s」および「6sプラス」は既存のサプライヤーである鴻海精密工業と和碩聯合科技(ペガトロン)が組み立てを手掛けるとされる。
一方、「6c」の組み立ては緯創資通(ウィストロン)が手掛けると伝えられている。同機種の今年の出荷台数は1,500万〜2,000万台が見込まれている。
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