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鉄筋価格が7割上昇、建設業界に深刻な影響


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年2月20日_記事番号:T00005611

鉄筋価格が7割上昇、建設業界に深刻な影響

 
 建設業と密接なつながりを持つ鉄筋の価格は、2006年末から現在までに既に7割近く上昇している。加えて19日、新日本製鐵など鉄鋼大手4社が、今年度の鉄鉱石価格について、供給元のブラジル大手と前年比65%の値上げで合意したことにより、建設会社では建設コストがさらに大幅に上昇するとみており、今後重大公共工事の相次ぐ流札が懸念されている。19日付聯合晩報が報じた。

 域内鉄筋大手、豊興鋼鉄の陳連興協理は、「鉄鋼石がさらに65%値上がりすることになり、鉄鋼価格も値上げが必至」と語った。

 鉄鋼価格の値上がりに影響を受け、桃園国際空港への空港MRT高架建設に関する入札3件が6度にわたって流れている。交通部高速鉄路工程局の龐家驊局長は、もし鉄筋価格が10%以上上がれば、その上昇分のコストは政府が負担するとして改めて公告を行い、5月までに発注したいとの意向を示した。