ニュース 電子 作成日:2015年3月26日_記事番号:T00056111
発光ダイオード(LED)大手、晶元光電(エピスター)の李秉傑董事長は25日、今年の液晶パネルバックライト用LED受注は例年より1カ月遅く、4月から上向くと予測した。26日付蘋果日報が報じた。
李董事長。台湾最大の照明の国際見本市、台湾国際照明科技展(TILS)が25日、台北世界貿易センター南港展覧館で開幕した(25日=中央社)
李董事長は、例年は3月に出荷のピークとなるが、今年は韓国テレビメーカーの調整により、バックライト需要が先延ばしされていると説明した。また、4月から需要は回復するが、見通しは1カ月しか立っていないと話した。
一方、李董事長は、中国メーカーが照明器具にLEDを全面採用しており、これが価格に大きく影響するため、今年のLED照明市場の数量は倍増するが、生産額は30%増にとどまると予測した。LED電球は昨年の9億〜12億個から今年は20億〜25億個に増え、電球全体80億〜90億個の25%を占めると試算した。2019年には普及率が50%に達する予想だ。
このほか、インドやエジプトなどの省エネ補助政策が、LED照明需要を喚起する見通しだ。800ルーメン(lm)のLED電球は末端価格が5米ドルと、従来型の省エネ電球と同水準まで下がり、普及が進むと予想した。
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