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16年総統選、「国民党に勝算あり」=馬総統


ニュース 政治 作成日:2015年3月27日_記事番号:T00056119

16年総統選、「国民党に勝算あり」=馬総統

 馬英九総統は26日、来年1月の総統選挙で国民党の勝算は依然大きいとの見方を示した。2008年に国民党が政権を奪還した結果、台湾に平和と繁栄、多くの進歩のチャンスがもたらされたとの認識で、食用油事件の直後に行われ、「庶民対特権階級」のイメージが影響して惨敗した昨年の統一地方選挙とは状況が異なると指摘した。27日付中国時報が報じた。

 馬総統の発言は旺旺中時媒体集団のインタビューに対するもの。台湾の将来には多くの試練があり、清潔かつ明快な政治で、経済発展を推進することはもちろん、中台関係を安定させ、国際関係を深めなければならず、総統候補者がこれらを成し遂げられるか否かが、選挙の勝敗の鍵になるとの見方を示した。

 最近、柯文哲台北市長が「1992年の共通認識(92共識)」を「時代遅れ」と指摘したことに対しては、「検証に耐えない発言だ」と批判した。その上で「92共識は時代遅れということはなく、いかに機能させるかを考えなければならない。台湾と大陸(中国)の関係にプラス効果をもたらすことを、柯市長はよく観察した上で理解しなければならない」と述べた。