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原発事故被災地からの輸入食品、放射能未検出267品目に


ニュース 食品 作成日:2015年3月27日_記事番号:T00056131

原発事故被災地からの輸入食品、放射能未検出267品目に

 福島第一原子力発電所の事故後に輸入が禁止された、東日本5県で生産された加工食品の輸入・流通が発覚した問題で、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は26日、同日午後5時段階で問題の食品286品目のうち、267品目で人工放射性元素(核種)は検出されなかったと発表した。27日付中国時報が報じた。


大半の食品で放射能が未検出だったものの、TFDAは依然、販売業者に対して28日午前0時までに問題の食品を店頭から撤去するよう命じている(26日=中央社)

 検査を行った行政院原子能委員会(原能会)輻射防護処の黄景鐘処長は、放射性物質のセシウム134と137の合計が1キログラム当たり10ベクレル以下という、最も厳格な基準に検査機器を設定して計測しても放射能は検出されなかったと説明した。

 TFDAは、検査が終わっていない残りの品目も早ければきょう結果が出ると説明した。