ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年3月27日_記事番号:T00056132
台塑集団(台湾プラスチックグループ)がベトナム・ハティン省に建設中の大型製鉄所で25日夜、防波堤工事の現場で足場が崩れ、作業員13人が死亡、28人が負傷した。現地法人、フォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)の陳源成董事長は26日、来年3月末の火入れのスケジュールに影響はないと説明した。27日付経済日報などが報じた。
事故当時、足場には約50人の作業員がいたとされる(26日=中央社)
ベトナム当局が26日午後発表した初期調査報告によると、事故は機械の油圧ブレーキシステムの不具合により移動式足場が高さ15メートルから落下したことで起こった。
陳董事長は、工事を請け負うサムスン物産に対する安全管理の指導を強化すると説明した。
なお、同大型製鉄所に出資している中国鋼鉄(CSC)が出資比率を25%から35%に引き上げるとの観測について、CSCは26日、現在検討していないと発表した。
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