ニュース 電子 作成日:2015年3月27日_記事番号:T00056137
液晶パネル大手2社、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)が、タッチパネル機能を液晶パネルの中に一体化したインセル型、オンセル型タッチパネルに注力している。27日付経済日報が報じた。
AUOの向富祺・執行副総経理は、同社は中国のスマートフォンメーカーからインセル型タッチパネルの認証を得たと述べた。第2四半期に量産、出荷する予定だ。一方、オンセル型タッチパネルも第2四半期にタブレット端末、ノートパソコン向けに出荷する計画だ。これにより、タッチパネル一体型の液晶パネル出荷割合が上昇する見通しだ。
イノラックスの段行建董事長は、同社のスマホ向け液晶パネル出荷のうち、自社のオンセル型タッチパネル搭載割合は40%に達しており、今後タッチパネル専業メーカーから調達することはないと述べた。同社はスマホ向けインセル型タッチパネルや、タブレット、ノートPC向けオンセル型タッチパネルも出荷している。
パネル大手2社の勢力拡大が、タッチパネル大手の宸鴻集団(TPKホールディング)、洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)の脅威となっている。
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