ニュース 電子 作成日:2015年3月27日_記事番号:T00056138
JX日鉱日石金属は、台湾子会社、台湾日鉱金属の龍潭工場(桃園市)で、無電解UBM(アンダー・バンプ・メタラジー)めっき受託加工サービスを今月より開始した。台湾では今後、半導体産業の成長と技術の高度化に伴いUBMめっきの需要拡大が見込め、顧客サービスの拡充を図る。
龍潭工場。今後は日台2拠点でのサービス提供が可能となるため、BCP(事業継続計画)の視点からも体制を強化した(同社リリースより)
UBMは、半導体前工程で回路が形成されたウエハーの電極パッド上に、はんだの密着性を上げるためにつける金属膜(めっき)。同社独自のめっき液およびプロセスによる無電解めっきは、選択的なめっき、バッチ処理により、低コスト・短納期が実現できる。
JX金属は2008年より同サービスを日本の磯原工場(茨城県)で提供していたが、台湾顧客への販売が定常化していることと、台湾における今後の新たな需要の伸びに対応するため、龍潭工場にも同様のプロセスや装置を導入した。これにより、納期の短縮など台湾における顧客サービスのさらなる拡充を図れるとしている。
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