ニュース 電子 作成日:2015年3月27日_記事番号:T00056139
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)の中国子会社、聯芯集成電路製造(アモイ)は26日、福建省アモイ市の火炬高新技術産業開発区(火炬高新区)で12インチウエハー工場の着工式を行った。台湾メーカーによる中国での12インチ工場設置は初めてとなる。総投資額は62億米ドルで、2016年12月から55、40ナノメートル製造プロセスによる試験生産を開始、21年12月のフル稼働を目指す。月産能力は最大5万枚を予定している。27日付工商時報などが報じた。
また、現地政府関係者によると、20年の本格稼働以降に第2期工事に着手し、月産能力を10万枚に拡大する計画とされる。
着工式に出席した携帯電話用半導体大手、米クアルコムのデレク・アベール社長は、同工場は組み込み式IC、ICカード、マイクロコントローラー、指紋認証用IC、CMOSイメージセンサーの生産が可能で、モノのインターネット(IoT)市場向け半導体の生産拠点となり得ると指摘。将来クアルコムはUMCとの関係を強化し、聯芯に生産を委託する可能性が高いと語った。
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