ニュース その他分野 作成日:2015年3月30日_記事番号:T00056145
韓国政府がこのほど発表した統計によると、同国の昨年の1人当たり国民総所得(GNI)は2万8,180万米ドルで、台湾(2万3,390米ドル)を4,790米ドル上回り、格差が過去最大に広がった。30日付工商時報が伝えた。
台湾はかつて1人当たり国民総生産(GNP)で韓国を上回っていたが、2004年に逆転し、格差は年々拡大。世界金融危機後の2009年には差が1,000米ドル未満へと一時的に縮小したが、最近5年は再び差が広がっていた。
国家発展委員会(国発会)や行政院主計総処は、格差拡大の原因について、為替変動と韓国が昨年7月に実施した41兆ウォン(約4億4,000万円)規模の経済政策と関連があると判断している。
ただ、国発会は昨年時点の購買力平価(PPP)基準で見ると、台湾の1人当たり域内総生産(GDP)は4万3,600米ドルで、韓国の3万5,485米ドルを上回っているほか、さらにアイスランド、ベルギー、フィンランド、フランス、英国、日本、ニュージーランド、イタリア、イスラエルなど経済協力開発機構(OECD)加盟国の多くを上回っていると指摘した。
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