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消費者信頼感指数、初の90ポイント超え【図】


ニュース その他分野 作成日:2015年3月30日_記事番号:T00056148

消費者信頼感指数、初の90ポイント超え【図】

 中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が27日発表した3月の消費者信頼感指数(CCI)は91.13ポイントで前月比1.69ポイント上昇、2カ月連続で過去最高を更新した。90ポイントを超えたのは初めて。台経中心の呉大任主任は、CCIが3~6カ月後の景気動向を示す先行指標の性格を持っていることから、今年下半期まで台湾の景気好調が持続すると予測した。28日付工商時報が報じた。

 CCIを構成する6項目のうち、「今後半年間の耐久消費財購入機会」(105.05ポイント、前月比1.25ポイント下落)を除く5項目で前月より上昇した。最も上昇幅が大きかったのは「今後半年間の株式投資機会」で、前月比7.50ポイント上昇し、過去最高の104.80ポイントだった。これについてシンクタンク、台湾綜合研究院(台綜院)の金融証券投資諮問委員会の戴肇洋主任は、100ポイントを超えたのには驚いたが、最近の台湾経済指標の上昇、台湾元の為替水準安定による外国資本流入で株式市場が活況を呈しているためと分析した。

 その他の項目は上昇幅の大きい順に、▽「今後半年間の台湾景気」、87.65ポイント(前月比2.05ポイント上昇)▽「今後半年間の家庭経済」、83.95ポイント(1.15ポイント上昇)▽「今後半年間の物価水準」、51.10ポイント(0.45ポイント上昇)▽「今後半年間の就業機会」、114.25ポイント(0.25ポイント上昇)──だった。