長栄航空（エバー航空）は31日、高雄〜福岡に就航する。同路線への定期便就航は初めてで、当面は火曜日と土曜日の週２便、夏休み期間中は週５便への増便を予定している。フライトスケジュールは、▽高雄発午後３時30分、福岡着午後７時20分▽福岡発午後８時20分、高雄着午後10時20分──。エアバスＡ321-200型機（ビジネスクラス８席、エコノミークラス176席）を使用する。30日付蘋果日報が報じた。
エバー航空は、台湾人の日本旅行需要の拡大を見込み、台北（桃園）〜大阪（関西）を週16便から21便へ、台北（桃園）〜函館は週４便から７便への増便も計画している。日本の就航空港は現在、▽札幌▽函館▽仙台▽成田▽羽田▽小松▽大阪▽沖縄──の８カ所で、３月は例年閑散期であるものの、今年は日本便の平均搭乗率は80％を上回った。
エバー航空の今年１〜２月の売上高は216億1,800万台湾元（約824億円）で、前年同期比9.74％増。３月も前年同月比で増収を見込んでいる。
