ニュース 金融 作成日:2015年3月30日_記事番号:T00056159
台湾の蕭万長前副総統は28日、中国海南省で開かれた「博鰲(ボアオ)アジアフォーラム」年次総会で習近平国家主席と会談し、中国主導で創設されるアジアインフラ投資銀行(AIIB)に台湾も参加したいとする意向を直接伝えた。29日付聯合報が伝えた。
蕭前副総統(左)はわずか45秒でAIIB参加意向を伝え、習主席(右)は「好(はい)」と3回繰り返した(28日=中央社)
これに関連し、中国の王毅外相は台湾の加入名義について、「国際慣例に従って処理する」と述べた。「中華台北」などの名称での参加を容認する意向を示したものとみられる。台湾の行政院大陸委員会(陸委会)関係者も「中華台北」または「台澎金馬独立関税地域」の名称で参加可能だとの認識を示した。
また、中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳徳銘会長も「特に困難はない」と述べた。
一方、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任は「台湾にも当然参加の機会がある」とした上で、台湾側からの参加申請は正式には受け取っていないと説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722