ニュース 機械 作成日:2015年3月30日_記事番号:T00056161
工業用ミシン大手の高林(SIRUBA)は、日本のJUKIから受託する予定だったオーバーロックミシンのODM(相手先ブランドによる設計・製造)生産を今年下半期に先送りする。30日付工商時報が伝えた。
高林は当初、昨年末にも南崁工場(桃園市)でJUKI向けの高級オーバーロックミシンを試験生産し、来年下半期に桃園新工場が完成後に受注台数を拡大する意向だった。
生産開始時期の先送りは、サンプルをJUKI側に送り交渉中に円安が急激に進行し、価格の見直し交渉が行われたことによる。受注開始当初の生産台数は月産1,000台で、徐々に3,000~4,000台に拡大していく意向だ。
高林の業績は、アパレル業界が設備投資を渋っている上、中国で工業用ミシンメーカーが増えたことから、最近2~3年は月間連結売上高が以前の3億台湾元(約11億5,000万円)以上から2億元以下に落ち込んでいる。
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