ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年3月30日_記事番号:T00056162
中国鋼鉄(CSC)は27日の董事会で、第3号高炉の更新計画を決議した。投資額は56億3,400万台湾元(約210億円)で、2017年11月に着工、18年3月に完工の予定だ。28日付工商時報などが報じた。
第3号高炉の現有設備は2000年の稼働から15年が経過している。更新作業中はCSC全体の年産能力250万トンのうち、約25%が生産不能となるため、第3号高炉が生産を停止する1年前から製品の備蓄を進め、川下メーカーへの影響を回避する方針だ。
またCSCは同日の董事会で、同社が出資する新能生物科技(ホワイト・バイオテック)が実施する、嫌気性細菌技術を利用したエタノールの商業生産を行う工場建設に向けた増資に応じ、14億元を投資すること決議した。年産5万2,500トンを予定する新工場は、今年末に着工、2~3年をかけて建設する。
この他、CSCは子会社の中欣開発(チャイナ・プロスペリティー・デベロップメント)からの社宅建設用地購入(投資額5億9,400万元)も決議した。
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