ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年3月30日_記事番号:T00056163
交通部は、来年7月のバイク運転免許の試験内容の厳格化に加え、受験資格年齢を現行の18歳以上から16歳以上に引き下げることを検討している。18歳未満の無免許運転による交通事故死亡率がその他の年齢の10倍以上となっていることが背景にある。専門家は、現行の免許制度では死者が増えるだけと批判した。30日付中国時報などが報じた。
交通部は受験資格年齢引き下げ検討について、公共交通機関の発達していない地域では、通勤、通学の足としてバイクの需要が高いことも理由に挙げた。なお、対象車種は法定最高時速45キロメートル以下の「小型軽型」に限定する方針だ。交通部は、地方政府や教育部、保護者団体などに意見を募っており、各界の同意や補完措置なしに、安易に受験資格年齢を引き下げることはないと強調した。
なお、来年7月に予定しているバイク免許の試験内容の変更では、筆記試験の範囲に飲酒運転や携帯電話の使用などに関する問題を加え、従来の40問から50問に増やす。また、実技試験には「2段階左折」など4項目を加え、意識と技術の向上を図る。昨年のバイク免許受験者は37万人で合格率は約80%だった。
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