ニュース 電子 作成日:2015年3月30日_記事番号:T00056166
宏碁(エイサー)の劉思泰スマートフォン事業群総経理は、今年のスマホ出荷目標は500万〜600万台で前年の2倍近いと述べた。同社のスマホ出荷は2012年の50万台から、13年が150万台、14年が300万台と、倍増が続いている。30日付工商時報が報じた。
劉総経理は、昨年発売した「Liquid Jade」が同社スマホの代表的存在に成長したとして、「Liquid」の「E」、「S」シリーズを廃止し、「Z」シリーズのみを残すと述べた。今後は100~299米ドルのミドル~ハイエンド機種を「Jade」シリーズ、100米ドル未満のロー〜ミドルエンド機種を「Z」シリーズと名付ける。
同社は特に日本、インド市場に注力する。日本では今年1月、中古本販売チェーン「ブックオフ」の店舗で、SIMロックフリーの「Liquid Z200」を発売した。総務省が通信キャリアに対し、5月以降に発売する端末にSIMロック解除を義務付けると発表していることから、SIMフリー機種の市場拡大が見込まれている。同社は早ければ第2四半期にも、仮想移動体通信事業者(MVNO)との提携機種発売を計画している。
エイサーはLiquid Z200で、日本スマホ市場参入を果たした(同社リリースより)
一方、インド市場では下半期に2機種以上を発売する予定だ。同社が下半期に発売予定のマイクロソフト(MS)のウィンドウズフォンOS(基本ソフト)搭載の大型端末についてもインド販売を検討している。
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