ニュース 電子 作成日:2015年3月30日_記事番号:T00056171
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は28日、傘下のIC設計業者、深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)が開発した最新プロセッサー「Kirin 930」を発表。同プロセッサーは台湾積体電路製造(TSMC)の16ナノメートルFinFET(FF、立体構造トランジスタ)プロセスを世界で初めて採用して量産し、間もなく発売するタブレット端末「MediaPad X2」およびスマートフォン「Ascend P8」に搭載すると表明した。30日付工商時報が報じた。
TSMCについては、主要顧客のクアルコムがスマホ用ハイエンドチップの委託先をサムスン電子に切り替えたと伝えられているが、一方でLGエレクトロニクスやファーウェイといったブランド大手の自社開発プロセッサーを受注しており、16ナノプロセス時代を迎える中、TSMCにとって新たな成長のけん引役となるとみられている。
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