ニュース その他製造 作成日:2015年3月31日_記事番号:T00056184
製靴最大手、宝成国際集団(PCG)がベトナム・ホーチミン市ビンチャインに設置している工場で、ベトナム政府が進める社会保障制度改革への抗議を目的とする大規模なストライキが発生しており、トラブルを回避し、工場の安全を確保するため、27〜30日にわたり生産を停止した。現在も復旧の見通しは立っていない。ただ、PCGは「生産ラインの調整により全体的な運営に重大な影響は出ていない」と強調している。31日付経済日報などが報じた。
PCG傘下の裕元工業はベトナムにおいて6カ所の生産拠点を設けており、従業員数は20万人に上る。ビンチャイン工場は約8万人の従業員を抱え同国最大規模の単一工場となっている。
同工場では当初、30日に生産を再開する予定だったが、一部従業員が作業を妨害。さらに工場エリア外で抗議活動を行うなどの行動に出たため、生産を中断する事態となった。
なお同問題について経済部投資処の連玉蘋処長によると、今回のストライキに参加している従業員は300〜500人で、同処は外交ルートを通じて地元政府に対応を求め、既にストの拡大や暴動発生の防止に向け、警備要員が派遣されたという。
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