ニュース 食品 作成日:2015年3月31日_記事番号:T00056186
統一企業集団(ユニ・プレジデント)は、中国即席麺市場で昨年、平均単価が5人民元(約97円)を超える新製品「革面」に続き、同市場(輸入製品除く)で最も高額をうたう10~12人民元の「冠軍榜」を投入するなど、高級路線に注力している。31日付工商時報が伝えた。
冠軍榜は甘粛省蘭州市の牛肉麺の老舗「蘭州馬子禄牛肉面」とタイアップした商品だ。
中国事業を統括する香港上場子会社、統一中国控股による即席麺事業の売上高は昨年、前年比1.7%増の79億6,000万人民元だった。特に高価格の即席麺が業績に貢献した。これを受け、中国即席麺事業は第4四半期に損益分岐点に達し、今年は通年で黒字転換が期待される。なお、14年は9,000万人民元の赤字だった。
市場シェアは昨年17.9%だったが、今年第1四半期はさらに18.1%に伸ばしたもようで、来年は20%台への回復に期待がかかる。
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