ニュース 家電 作成日:2015年3月31日_記事番号:T00056189
東芝は1月末、海外テレビ事業の自社開発・販売を終了すると発表しており、インドネシア工場の売却先として、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)、群創光電(イノラックス)、友達光電(AUO)などの台湾メーカーの名前も挙がっている。31日付経済日報が報じた。
コンパル、ウィストロンはノーコメントだ。台湾の液晶パネルメーカーは受注拡大が見込まれるが、AUOは30日、特定の顧客についてはコメントできないとした。
観測によると、東芝はコンパル、ウィストロン、イノラックス、AUOと接触しており、4月に交渉が終了する見通しで、売却額は数十億円とみられている。コンパルは東芝のテレビ生産委託の50〜60%を受注している上、東芝のポーランド工場、北米テレビブランド業務も引き継いでいることから、呼び声が高い。
コンパルは昨年のテレビ出荷量が400万台で、半分近くが東芝からの受注だった。今年は450万台に増える見通しだ。ただし、同社の売上高に占めるテレビ業務の割合は4%にすぎない。
東芝のインドネシア工場は1996年に稼働し、主な出荷先は日本、東南アジアで、現在唯一の海外テレビ生産拠点だ。
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