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Gogoroの電動スクーター、5月発売が確定


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年3月31日_記事番号:T00056194

Gogoroの電動スクーター、5月発売が確定

 電動スクーターを手掛けるベンチャー企業、睿能創意(Gogoro台湾)の第1弾製品「スマートスクーター」が5月に台北市で発売されることが確定した。また同社は台北市と新北市にバッテリー交換スタンドの設置を進め、利便性の高い利用環境の構築を図る計画だ。31日付工商時報が報じた。


柯文哲台北市長(右2)は、市政府は純台湾産のスマートスクーターのバッテリー交換スタンド普及を支援すると語った(台北市リリースより)

 睿能創意は30日、台北市信義計画区の威秀影城でスマートスクーターの実車を初公開するとともに、発売に向けて約100坪の体験センターを同エリアにオープンした。

 注目を集める販売価格について、業界ではスマートスクーターの急速な普及を目指し、赤字覚悟の値段設定となるとの見方が出ているが、彭明義行銷副総経理は「ネット上でうわさされる7万〜8万台湾元(約27万〜31万円)という低価格にはならない」と強調した。

 なお睿能創意の経営陣は、かつて宏達国際電子(HTC)で製品開発を主導した陸学森執行長をはじめ、スマートフォン業界出身者が多くを占める。このため製品設計からマーケティングまで既存メーカーとは異なり、「携帯電話の手法をバイク業界に持ち込んだ」と分析されている。