ニュース 電子 作成日:2015年3月31日_記事番号:T00056195
液晶パネル大手、中華映管(CPT)が30日発表した2014年業績は、中小型パネル価格が急落した影響で収益が低迷し、08年以来7年連続の赤字となった。31日付工商時報が伝えた。
グループ連結売上高は前年比3.9%減の563億9,100万台湾元(約2,170億円)で、純損失は36億5,500万元だった。ただ、損失額は前期(41億9,000万元)よりは13%縮小した。
出荷自体は好調で、中小型パネルの出荷量は4億5,500万枚だった。特にスマートフォン向けパネルは前年を40%上回る1億6,000万枚を出荷した。また、タブレット端末向けパネルは4,300万枚を出荷し、世界市場シェアは15%で3位を維持した。自動車向けパネルも前年比37%増の1,000万枚を出荷し、世界市場シェア4位に入った。
CPTは今年の業績見通しについて、「TFT液晶パネルの需要はスマホのディスプレイ部の大型化、高精細度化に後押しされる。新興市場や第4世代(4G)移動通信規格対応機種への買い替え需要が今年の成長を主に支える」と指摘した。
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