ニュース その他分野 作成日:2015年4月1日_記事番号:T00056205
上場・店頭公開企業1,526社の2014年度財務報告が31日出そろい、通年の各社の純利益合計は1兆8,605億2,100万台湾元(約7兆1,000億円)と前年比17%増え、過去最高を記録した。1日付工商時報などが報じた。
産業別に見ると、半導体業界の純利益が5,071億7,200万元(前年比60.18%増)で最大、中でもファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が2,638億9,900万元(前年比40.26%増)で上場企業全体で首位となり好業績をけん引した。
一方、液晶パネル・光電業界は前年比336.28%増の697億6,100万元、運輸業界も135.39%増の160億4,900万元と大幅な成長を見せた。液晶パネル業界では製品価格の下げ止まりと生産コストの低減で業績を大幅改善した。運輸業界は昨年下半期からの原油価格下落による燃料コスト減少が追い風となった。
企業別では、鴻海が1,305億3,500万元(前年比22.34%増)でTSMCに続き2位、第3位は富邦金融控股の602億4,800万元(56.43%増)だった。
なお今年の上場・店頭公開企業合計純利益について証券アナリストは、前年比9%増の1兆9,700億元と予測、2兆元の大台に達する可能性もあるとみている。
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