トルコの航空会社、ターキッシュエアラインズは31日、台北（桃園）～イスタンブール（アタチュルク）に就航した。台湾とイスタンブールを結ぶ初めての直航便だ。台北発は毎平日の週５便で運航する。アタチュルク空港は欧州の都市100カ所以上と結ばれており、台湾から欧州への乗り継ぎの利便性が高まる。１日付工商時報が報じた。
ターキッシュエアラインズの台湾への初就航を祝い、桃園国際空港では記念式典が開かれた（31日＝中央社）
フライトスケジュールは、台北発午後９時50分、イスタンブール着翌日午前５時５分。機材はエアバスＡ340－300型機（ビジネスクラス34席、エコノミークラス236席）を使用する。
ターキッシュエアラインズは近年アジアへの路線拡大を進めている。同社のハムディ・トプジュ会長は、台北～イスタンブール就航により、台湾・トルコ間の貿易が促進されると期待感を示した。
