ニュース 建設 作成日:2015年4月1日_記事番号:T00056215
台北市信義計画区に建設中のA級(高級)オフィスビル、「国泰置地広場ビル」は今年中ごろに完成する予定で、計2万4,000坪の面積が新たに市場に供給されることになる。一方、同区の台北101ビルも現在、入居率は96%に達するものの、契約期間満了が相次ぐ見通しで、今後、両ビルの間で入居企業の争奪戦が繰り広げられそうだ。1日付経済日報が報じた。
国泰置地ビルでは6〜42階部分の賃貸受け付けを行う予定で、各フロアの最大面積は666坪、最小面積は約100坪。最初の7フロアの賃貸予約が埋まるまで、賃料を1坪当たり約3,000台湾元(約1万1,500円)と周辺のA級オフィスビルの相場、同3,300〜3,500元を下回る水準に設定しており、多くの企業から引き合いを受けている。7フロアの賃貸予約完了後、賃料は1坪当たり4,000〜4,500元となる。
一方、台北101の賃料は新規入居の場合は1坪当たり3,500元以上で、さらに高層階は83階の4,410元を最高とし、全て4,000元以上となる。
なお米不動産会社、コリアーズ・インターナショナルの台湾法人、高力国際の統計によると信義計画区のオフィスビル平均賃料は、過去10年で1坪当たり1,807元から2,135元まで上昇しているが、新たなビルの建設に伴い、今後さらに値上がりする見通しだ。
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