ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

PCGのベトナム工場スト、周辺メーカーに波及


ニュース その他製造 作成日:2015年4月1日_記事番号:T00056216

PCGのベトナム工場スト、周辺メーカーに波及

 製靴最大手、宝成国際集団(PCG)のベトナム・ホーチミン市ビンチャインの工場で、ストライキによる生産停止が続いており、台商(台湾系企業)の福禄鞋でも31日、全面ストライキが発生した。PCGの同工場の従業員は8万人、福禄鞋は6,000人。1日付経済日報などが報じた。

 PCGは26日にストライキが発生したため、27、28日の生産停止を決め、29日の休日明け30日から生産を再開する予定だった。ストライキが実質4日間にわたる中、同社の他工場に出荷の協力を求めているが、同社はこのまま続けば出荷や受注に影響が出ると懸念を示した。

 ストライキは、ベトナム政府が進める社会保障制度改革への抗議が目的だ。31日午前も一部従業員が作業を妨害し、通常出勤に戻ろうとした従業員に影響を与え、生産は中断された。ベトナム当局が31日、同社従業員の代表と交渉を行ったが、稼働再開の見通しは不透明だ。