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味全14年赤字転落、食用油事件が直撃


ニュース 食品 作成日:2015年4月1日_記事番号:T00056217

味全14年赤字転落、食用油事件が直撃

 頂新国際集団の食品大手、味全食品工業は2014年、不正食用油事件を受けての不買運動が影響して2億4,400万台湾元(約9億3,000万円)の赤字を計上した。赤字転落は04年以来。売上高の6〜7割を占める乳製品ブランド「林鳳営」は昨年第4四半期、不買運動で販売が3~4割減少した。14年連結売上高は前年比9.35%減の264億6,900万元だった。1日付工商時報などが報じた。

 今年第1四半期は依然事件の影響が続くとみられるが、証券会社は、同社の台湾にはしょうゆ、うまみ調味料、冷蔵食品事業、中国には冷蔵食品、パン、マヨネーズ・調味料事業があり、業績回復の余地があるとみている。