ニュース 電子 作成日:2015年4月1日_記事番号:T00056221
発光ダイオード(LED)用サファイア基板メーカーの晶美応用材料(クリスタル・アプライド・テクノロジー)の従業員による蘋果日報への投書によると、同社は3月23日〜4月30日の39日間にわたる無給休暇を実施している。旧工場からの立ち退き期限を迎えたにもかかわらず、新工場が完成していないことが原因で、従業員100人以上に影響が出ているもようだ。1日付同紙が報じた。
晶美はこれまで、倒産したDVDメーカー、遠茂光電が新竹科学工業園区(竹科)内に所有していた旧工場を借り受けて生産を行っていたが、裁判所による競売で同工場を落札したLEDメーカー、晶元光電(エピスター)により立ち退きを迫られた。
これを受けて晶美は苗栗県の竹南広源工業区に自社工場建設を決めたが、立ち退き期限までに完成が間に合わなかった。
晶美の広報担当者は「無給休暇はやむを得ない措置で、期間中は基本給のみの支給となるが、実質給与との差額は将来、財務に余裕ができた際に補塡(ほてん)する」と説明した。
しかし従業員は説明が不十分などとして同社に対し不信感を強めており、既に20人余りが離職を決めたとされる。
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