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AUOのスマホパネル、小米向け出荷好調でシェア拡大【図】


ニュース 電子 作成日:2015年4月1日_記事番号:T00056223

AUOのスマホパネル、小米向け出荷好調でシェア拡大【図】

 中国のスマートフォン大手、小米科技(小米、シャオミ)は昨年、計6,112万台のスマホを出荷し、前年比227%の成長を記録した。特に低価格機種「紅米」シリーズが販売を伸ばしており、同シリーズにハイビジョン(HD)液晶パネルを供給する友達光電(AUO)のシェア拡大に貢献しそうだ。1日付工商時報が報じた。

 小米は31日、紅米シリーズの最新機種「紅米2A」を発表。広視野角IPS技術を採用した解像度1,280×720ドットの4.7インチパネルを搭載しており、価格は599人民元(約1万1,600円)と同社製品で最低価格となる。

 AUOのHDまたはフルハイビジョン(FHD)スマホ向けパネルは、小米をはじめとする大手ブランドのサプライチェーン入りに成功したことから出荷量を伸ばし、昨年は同クラス製品市場における世界シェア30%を占めた。3月から紅米2A向け出荷が本格化しているため、今年もさらなる出荷成長が見込まれる。

 なお紅米シリーズにはAUOの他、シャープもパネルを供給している。