ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年4月1日_記事番号:T00056226
鴻海科技集団(フォックスコン)の林棟樑・自動車事業群総経理はこのほど、中国メディア「21世紀経済報道」の取材に対し、同グループの電気自動車(EV)事業について「EV完成車の製造や自動車ブランドを手掛けることはない」と語った上で、先ごろEVに関する戦略提携枠組み協定を締結した中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)などと共同でスマートEVの生産プラットフォームを構築する方針を示した。将来的には自動運転市場に参入したい考えだ。1日付経済日報などが報じた。
鴻海のEVプラットフォームは車両間通信ネットワークや電子商取引サービス、新技術、OEM(相手先ブランドによる生産)を統合したものとなる見通しだ。
林総経理は、鴻海の強みは生産管理とコスト管理に豊富な経験を持ち、ディスプレイ、バッテリーなど自動車に関連する技術を数多く傘下に抱えることにあり、産業全体で共有できるプラットフォームを構築することで、完成車やブランドを手掛けるよりもさらに大きな価値を生み出すことができると強調した。
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