ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年4月2日_記事番号:T00056242
中国鋼鉄(CSC)が発表した3月の鉄鋼製品出荷量は前月比約26%増の81万2,000トンで、予測をやや上回った。台湾域内向けが全体の66%に当たる約53万5,000トン、輸出向けが27万5,000トンだった。傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)を含めると合計111万8,000トンで、前月比24%増となった。出荷増の理由についてCSCは、3月が2月よりも稼動日が多かったこと、および川下メーカーからの受注が好調だったことを挙げた。2日付工商時報が報じた。
CSCは、鋼板、棒線、冷延鋼、熱延鋼、溶融亜鉛めっきコイル、電気亜鉛めっきコイル、電磁鋼板など主要7製品の出荷が通常水準を維持し、4〜5月の製品価格値下げの影響もなかったと説明した。
今後の鉄鋼価格見通しについて同社は、石炭、鉄鉱石など原料価格は下落しているものの、製品価格は既に世界金融危機後の最低水準になっているため値下がり余地は少なく、反転上昇もあり得るとの見方を示した。
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