ニュース 電子 作成日:2015年4月2日_記事番号:T00056244
光学レンズメーカー、今国光学工業(キンコ・オプティカル)の陳慶棋董事長は、中国スマートフォンブランドの新規受注に対応するため、プラスチックレンズの月産能力を現在の750万セットから来年末に1,500万セットまで倍増させる計画を明かした。投資額は8億台湾元(約30億円)。中国スマホブランド向け出荷により、早ければ第3四半期から業績が急成長すると予想した。2日付経済日報が報じた。
陳董事長は、2,100万画素の1G4P(ガラス1枚、プラスチック4枚構成)レンズの開発に成功し、台湾、日本、中国のスマホブランドやレンズモジュールメーカーにサンプル出荷したと説明した。ガラス、プラスチック混用のハイブリッド(複合型)レンズは、スマホ搭載カメラの解像度、彩度を高め、アップルのiPhoneに対抗するには最善のソリューションだと指摘した。
キンコは過去数年、一眼レフカメラ用レンズ市場の縮小を受け、スマホ、車載用など新分野のプラスチックレンズ市場を開拓している。
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