ニュース 電子 作成日:2015年4月2日_記事番号:T00056245
国家通信伝播委員会(NCC)は1日、通信キャリア大手、中華電信のブロードバンドサービスにおける3.9〜4.3%の月額利用料金値下げ案を承認した。1ユーザー当たり月5〜23台湾元(約20〜90円)の値下げの恩恵を受けることになる。2日付経済日報などが報じた。
値下げ対象となるのは、中華電信のADSL(非対称デジタル加入者線)および光インターネットサービス「光世代」のユーザー約445万件。
一方、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)も同日、ブロードバンドサービスのインターネット接続料金の引き下げを発表。下り300メガビット毎秒(Mbps)の光インターネットサービスについては従来の月額816元から499元(値下げ幅38%)へ、下り100Mbpsプランについても466元から372元(同20%)へ引き下げた。
なお同社のサービスには別途、中華電信の回線利用料が必要となるため、300Mbpsプランの値下げ後の月額料金は1,382元となる。同価格は中華電信の300Mbpsプランの1,699元を大きく下回ることになり、中華電信は今後、対抗措置として500Mbpsプランの提供を検討している。
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