ニュース 社会 作成日:2015年4月7日_記事番号:T00056257
台湾陸軍航空特戦指揮部、第601旅団に所属する中校(中佐)が女性タレントら知人を基地内に招き、軍事機密に当たる攻撃用ヘリコプター「AH-64E」(通称アパッチ)の内部を見学させ、女性タレントがその模様を撮影した写真をフェイスブックに掲載していたことが発覚し、検察当局が捜査に着手する一方、国防部は関係者を処分した。
労中校(右)は6日未明、保釈金50万台湾元(約190万円)で保釈された(6日=中央社)
調べによると、第601旅団第2作戦隊副隊長を務める労乃成中校は3月29日、女性タレントの李蒨蓉(ジャネット・リー)さんや日本人1人を含む大人15人、子ども7人の総勢22人で第601旅団の施設内に入り、李さんが「AH-64E」の操縦席に座って撮影した写真などをフェイスブックに掲載したことから、事件が明るみに出た。
労中校はこのほか、昨年のハロウィンパーティーでもAH-64Eの飛行服やヘルメットを着用して、李さんらに自慢していたことも判明した。
国防部は7日、羅紹和報道官らが謝罪会見を開き、労中校について、重大な過失があったとして、現在の職務を解任し、桃園地検に刑事告発することを明らかにした。今回の事件では、国防部が3日に労中校を含む5人の処分を発表したのに続き、7日には航空特戦指揮部の文天佑少将を含む12人の追加処分を発表した。
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