ニュース 商業・サービス 作成日:2015年4月7日_記事番号:T00056263
蘋果日報がこのほど、大手ファストフードチェーン4社の揚げ油の管理状況について調査を行ったところ、モスバーガーは、検査表の過去の日付欄に記入がなかったり、未来の日付欄に検査済みのチェックが記入されていたりと、特にずさんな体制だったことが明らかとなった。7日付同紙が報じた。
蘋果日報は、市民からの「モスバーガーのフライドポテトが異常に黒ずんでいる」などと指摘する投書を受けて今回の調査を実施した。
同紙記者は3月以降、モスバーガーの▽台北市▽新北市▽桃園市▽台中市▽高雄市──の計11店舗で調査を行い、3店舗で検査表が張り出されておらず、3店舗で記入に不備が見られた。
うち台北市の店舗では先月11日に最初に訪問した際、3日、9日、10日の検査項目が空欄で、翌12日の訪問時にも未記入のままだったが、17日に訪問すると記入されていた。別の店舗では午後5〜6時ごろに訪問すると、既に午後9時の検査項目が記入されていた。
指摘を受けてモスバーガーは「今後、問題が指摘された店舗について調査を進め、適切な検査が行われていなければ処分する」とコメントした。
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