ニュース 石油・化学 作成日:2015年4月7日_記事番号:T00056269
高雄市政府は3日、李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)大社工場(同市大社区)のポリプロピレン(PP)プラント(日産350トン)について、試験稼働期間を2カ月延長し、必要な追加資料を提出する条件付きで操業再開に同意した。4日付経済日報が伝えた。
同プラントは昨年7月末に高雄市中心部で起きた連続爆発事故の責任を問われ、高雄市政府経済発展局(経発局)から同年8月に操業停止命令が下された。今年1月上旬に原料をタンクローリーで輸送する方式に変更するなどの条件付きで、3カ月間の試験稼動が認められていた。
また、繊維工場などプロピレンを使用しない3本の生産ラインについては、正式に操業再開が認められた。
証券業界は、PPプラントの操業再開でLCYは月約4億台湾元(約15億円)の増収が見込まれるとした。ただ、大社工場内には別の日産700トンのPPプラントもあり、これについては操業再開申請が提出されているものの、市政府の審査会議はまだ開かれていない。
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