ニュース 公益 作成日:2015年4月8日_記事番号:T00056287
台湾北部で石門ダム(桃園市)を水源とする地域の水不足が深刻化し、8日から第3段階となる5日給水、2日断水の給水制限が始まった。これに関連し、毛治国行政院長は7日、最悪の場合には2日給水、2日断水という第4段階の給水制限に踏み切ることもあり得るとの認識を示した。8日付工商時報が伝えた。
毛行政院長は「第4段階に入ることは望まないが、渇水は非常に深刻だ」と述べた上で、ダムの貯水能力低下の原因となっている土砂堆積の解消に10年計画で努めていく考えを表明した。
ただ、経済部の楊偉甫常務次長は「現状からみて、第4段階の給水制限に入る可能性は低い」とし、10日に経済部が渇水対策会議を開き、対応策を協議すると説明した。
一方、新北市政府は第3段階の給水制限実施を受け、断水地域に水道事業者の台湾自来水と共同で臨時の給水所127カ所を設ける。
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