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インベンテック、新興企業に開発環境を提供


ニュース 電子 作成日:2015年4月8日_記事番号:T00056300

インベンテック、新興企業に開発環境を提供

 電子機器受託生産メーカー、英業達(インベンテック)は7日、クラウド産業推進団体、台湾雲端運算産業協会(台湾クラウドコンピューティング協会、雲協)が進める、次世代のハイテク産業をリードする新興企業の発掘、育成支援プロジェクト「台湾雲豹育成計画」に参加する企業に、実験室、3D(3次元)プリンターや工具などの開発環境を提供する「雲豹1号夢工坊」を同社本部に設置すると発表した。投資額は500万〜700万台湾元(約1,900万〜2,700万円)で6月16日に正式運用を開始する。8日付工商時報が報じた。

 雲豹育成計画は、登録した新興企業が大手企業関係者の指導を受けて自社の開発案を充実させ、投資契約を目指すもので、最優良開発プロジェクトには雲協から100万元の賞金が送られる。

 始動から3年目を迎えた今年度の雲豹育成計画には、昨年の75社を上回る100社以上が登録を申請。「指導役」には鴻海精密工業やデルの関係者が加わり、昨年の9人から15人に増えた。

 雲協の理事長を務めるインベンテックの李詩欽董事長は、他の台湾企業が余剰生産設備を提供し、さらに多くの「夢工坊」が設置されるよう期待すると語った。