ニュース 電子 作成日:2015年4月8日_記事番号:T00056305
8日付経済日報が韓国・中央日報の報道を基に伝えたところによると、中国の液晶パネル大手、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)がDRAM工場を設置して半導体メモリー製造事業に参入することを計画しているもようだ。これに対し市場では、中国メーカーは参入当初、大規模な生産能力増強と価格競争によってシェア拡大を図る傾向にあり、回復したDRAM相場が再び下落に転じるとの懸念が出ている。
BOEの動きは、川上産業において自国技術を育成し、川中、川下産業を含む一貫したサプライチェーンの構築を目指す中国政府の意向を受けたものとされ、巨額の公的支援を受けられる同社は今後、メモリー市場においてサムスン電子、SKハイニックス、米マイクロン・テクノロジーによる「3強体制」を打破する可能性もあるとみられている。
なおBOEの新DRAM工場については上海市、北京市、合肥市(安徽省)、武漢市(湖北省)など少なくとも6の地方政府が誘致を目指しているとされる。
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