ニュース 電子 作成日:2015年4月8日_記事番号:T00056306
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)は、第1四半期の連結売上高が前年同期比15.2%増の208億500万台湾元(約805億円)で、同期としての過去最高を記録した。また、3月連結売上高も前年同月比15.2%増の74億4,300万元で、同月の過去最高となった。8日付工商時報が報じた。
SPILは今年、同業の京元電子(KYEC)との提携で展訊通信(スプレッドトラム)や深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)から、南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)との提携で東芝からNANDフラッシュの封止・検査を受注しており、第2四半期以降、これによる業績拡大が見込める。
また、ウエハーバンピングやフリップチップ・チップスケールパッケージ(FCCSP)などハイエンド封止市場が好調なことから、中部科学工業園区(中科)工場や中国・蘇州工場の生産能力増強を行い、聯発科技(メディアテック)、クアルコムなどからの受注拡大を目指す。
第2四半期の売上高見通しについて証券会社は、四半期ベースで過去最高の230億~240億元に達すると予測している。
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