ニュース 政治 作成日:2015年4月9日_記事番号:T00056313
野党民進党の趙天麟・中国事務部(対中政策担当)主任がきょう9日、対中国窓口機関の海峡交流基金会(海基会)董事として中国を訪問することについて、一部の台湾メディアが「民進党と中国共産党の公式交流の始まり」とのトーンで報じたことに対し、中国の国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は8日、趙主任の中国訪問は政党間交流と全く関係ないと表明した。9日付中国時報などが報じた。
海基会董監事の中国訪問団は9日午後に西安市(陝西省)に到着し、趙正永・陝西省共産党委員会書記や中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳徳銘会長らと会う予定だ。
馬報道官は、趙主任は訪問団の一員として中国に来るにすぎないと強調。さらに、民進党が台湾独立を推進する「一辺一国(それぞれ別の国)」の分離主義を捨てない限り、共産党との政党間交流はあり得ないと従来の立場を表明した。
民進党の鄭運鵬広報担当は、「趙主任らの訪問は中国との経済・文化交流だ。両岸(中台)の交流拡大は良いことで、民進党の立場にも合致する」と述べた。
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