ニュース 公益 作成日:2015年4月9日_記事番号:T00056316
台湾北部の石門ダム(桃園市)を水源とする地域で8日から第3段階となる5日給水、2日断水の給水制限が始まったが、初日には市民による水のくみ置き需要で使用水量が通常を3万トン上回り、給水制限の実効性が問われる皮肉な結果となった。9日付蘋果日報が伝えた。
新北市林口区では給水拠点が20カ所に設けられ、消防局が12トンの給水車で補充している(8日=中央社)
また、給水制限実施直前の7日午後6時から8日午前0時には使用水量が160万トンに達し、通常を50万トンも上回った。経済部水利署は当初、今回の給水制限強化で、毎日11万6,000トンの節水効果を期待していた。
市民からは2日連続の断水は不便で、3日給水、1日断水での対応はできないのかといった不満の声も上がった。
一方、給水制限は他地域にも拡大される可能性が出ている。経済部は10日にも渇水対策会議を開き、南部での給水制限の必要性について検討する。高雄市では第2段階の給水制限として、工業用水の供給削減量が現在の7.5%から10~15%に拡大される見通しだ。
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